2018年11月14日水曜日

お詫びとご報告


 長らく、「いいキラ☆」の活動に関して進展がなく、市民活動団体として休眠状態であったことをお詫び申し上げます。



 6月12日、京都府立医科大学にて、今年も人権講義の1つとして、マタハラ講演に呼んでいただきました。看護師を目指す学生たちに向けて、マタハラの実体験と働くこと、労働の権利についてお話させていただくようになり、今年で4回目となりましたが、毎年多くの学生たちが「マタハラ」のテーマに興味を持ってくれており、講義感想文も熱心にたくさん書いてくれることを嬉しく思いながら、今年の講義も無事勤めさせていただきました。

 それ以降、目立った活動や他団体さんとのコラボはおやすみさせていただいておりました。市民活動として、色々なイベントを企画したり、イベントに出ていくことが勤めであるにも関わらず、うんともすんとも動きがないまま5ヶ月が経過していまい申し訳ございませんでした。


 実は、私、代表・山本美紀は、自分自身が職場でマタハラ(マタニティ・ハラスメント)に遭ったことがきっかけで、「いいキラ☆」の活動や、マタハラ根絶に向けた講演活動、啓発活動を始めるようになりました。

 思いはただ一つ・・・「私のような思いをして、就業継続を断念せざるを得なくなる女性がいてほしくない」「マタハラ研修と共に、会社も従業員もハッピーに働くことのできる職場環境の構築や提案はできないものか?」

でした。


 そのために、自分が目指すべきところは、「社会保険労務士」だと思いつきました。労働問題に直接関わることのできる専門家に絶対なってみせる!と決意いたしました。


そして、市民活動や講演活動と並行して、普段は仕事ももち、家事もし、子育てもしながらではありましたが、独学で社労士の国家試験突破を目指し始めました。それが4年ほど前でした。

それからというもの、毎年8月最後の日曜日に行われるたった年1回の試験合格を目指し来る日も来る日も勉強をしてまいりましたが、2回目のチャレンジだった昨年は、たった1点足らずで不合格となってしまいました。


社労士試験は合格率が5%前後で、難関な試験の1つだと言われていますが、その理由のとしては、全ての科目に合格最低基準点というものが設けられており、他の科目がどんなによい点であっても、たった1つの科目に基準点に満たないものがあれば、それだけで容赦なく不合格のを烙印を押されてしまうというが点があるからです。私はまさに2年目の試験で、その社労士試験の厳しさの洗礼を見事に浴びてしまいました。

これではいつまでたっても合格できないのではないかという不安にかられ、さらにたった1点で落ちてしまう恐怖におびえながら挑んだ今年3度目のチャレンジで、ようやく合格をもらうことができました。時間がかかってしまいました。

そういうわけで、もうあとがないと思った今回の受験のために、6月以降は、勉強に専念するために活動をお休みさせていただいておりました。

しかしながら、今年何とか合格することができましたので、今後は社労士になる準備を行い、来年は「社労士」という専門家としてさらに「いいキラ☆」の活動をはじめ、マタハラNetの理事として、講演活動、マタハラ防止啓発活動に、ますます力を入れていく所存でございます。




直近の予定では、「ママのやりたいことを応援する活動」をしている「三田・ミラクルウィッシュ」とコラボをして、イベント実施のお手伝いをさせていただきます。詳細は今後ブログやフェイスブックページでお伝えいたします。


長らく音沙汰がなくご心配をおかけいたしましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


山本美紀

◆6月12日、京都府立医科大学での講義の様子◆

◆第50回社会保険労務士試験に合格いたしました◆

2018年3月7日水曜日

福岡企業セミナーから2ヶ月が経ち・・・

福岡市人権啓発センターからお声をかけていただき、1/12に「人権・同和問題企業セミナー」としてマタハラと働きやすい職場についてのお話をさせていただいてから、早いもので2ヶ月が経とうとしております。伊丹空港から福岡空港に降り立った時、福岡市内は雪が降っていて、どんよりとした空模様でしたが、800人近い方が来場してくださり、熱心に講演を聴いてくださいました。

季節は春。あの時の寒さはどこへやら?!日増しに暖かくなってきましたが、福岡での貴重な登壇経験は、私の中でとても大切な思い出となりました。

そして、先日、主催の福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)さんから、当日の講演のレポートが掲載されたセンターだよりを送ってくださいましたので、今日は皆さんにご紹介させていただきます。

福岡市の皆様と出会えたこと、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。お世話になりました。




2018年2月1日木曜日

【3/7開催】タナオロシ!!講座のお知らせ

豊中市市民活動情報サロン ステーション事業3月開催分

私の「やりたい」をタ・ナ・オ・ロ・シ!!

第5回:目標達成を加速させよう

昨年10月からシリーズで開催してまいりました「自分タナオロシ」講座も、今回で最終回を迎えることとなりました。案内チラシができましたのでアップいたします。

新年度、気持ち新たに、目標新たに一歩前へ進みたい春の日に、是非豊中市市民活動情報サロンへお越しください。

ラヴァブル・ワールド・メソッドⓇを用いたミニセッションあり!です。

問合せ:豊中市市民活動情報サロン 06-6152-2212(2/7より申込受付開始)
資料代:1,000円(当日お持ちください)

イベント案内&ウェブ申込みサイトはこちら↓↓↓
https://resast.jp/events/242629


2018年1月19日金曜日

【1/12開催】福岡市人権・同和問題企業セミナー登壇報告

1/12(金)福岡市民会館・大ホールにて開催されました「人権・同和問題企業セミナー」において、

「女性の人権~マタハラ問題と安心して働ける職場づくり~」 

と題した講演を、NPO法人マタハラNet・西日本エリア担当としてさせていただきました。


 福岡市へ訪れたのは20年ちょっと振りでしたが、この日は九州にも寒波が到来し、飛行機で福岡空港に降り立つと、少し強めの風と雪がお出迎えしてくれました。空港からタクシーで会場である福岡市民会館へ。とあるロックバンドのコンサートを見にこの会場へ来た時、私はまだ大学生でしたが、まさかあれから時を経て、今度は私がこのような大きな舞台で話をさせていただく機会を頂戴するとは思ってもみませんでした。

 今回は福岡市人権・同和問題企業研修推進会議主催で、特に福岡市人権啓発センターさんが昨年の夏ごろからオファーを下さり、この日まで何度も細かいやりとりを重ねてくださいました。 そして、今回は女性の人権にスポットを当てたお話をということで、2016年6月に同じく九州は宮崎県で講演させていただきましたご縁から、福岡市でもマタハラについて皆様に広くお話させていただくことになりました。

 申し込みは多いと聞いていましたが、今回も900人を超える方の申込があったとのことで、大ホールに多くの方が来られました。主に企業の人事、採用担当の方たちに聴いていただきました。

 講演中は、マタハラ理解度チェックのプチワークあり、マタハラ事例映像ありの盛りだくさんの内容で、あっと言う間の90分の講演となりました。マタハラとは何か?から企業の具体的な対策まで、お伝えしたい内容が毎回たくさんある中で、急ぎ足の講演になったかもしれませんが、今回は本当に多くの方にマタハラについて知っていただく機会となり本当にありがたい限りでした。

 マタハラを防ぐことは「働き方を考える」こと

  まずは、マタハラとは何か、そしてマタハラの起こる背景を皆様に知っていただき、それを踏まえてどう防止するのか、企業でとれる対策を考えていただきたいと思っています。これからも、細々ですが、マタハラ防止を啓発するための一助となりますようますます精進してまいりたいと思います。

 福岡市の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。 




写真提供:福岡市人権啓発センター